Mondrian


Canon PowerShot G10

モンドリアン

 新宿にモンドリアンが来ていたので観に行った(2021年4月25日から臨時休館中)。初期の風景画から水平垂直の線で構成された有名な抽象画まで年代を追って鑑賞することができる。展覧会としては「新造形主義」確立以降のコンポジション作品が少ないので少々物足りないかもしれないと思っていたが、日を変えて数回観るうちに、個人的にいくつか気付くことがあったので少し書き残しておこう。

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CANON 50mm 1:2.2 L


CANON IVSb改 + CANON LENS 50mm 1:2.2 / FUJI C200 (Cropping)

CANON LENS 50mm 1:2.2 L

 

 1961年1月発売。4群5枚。私はこのレンズに関して詳しい情報を持ち合わせていない。50mmにしては全長が短く明るさがF2.2とあまり見かけない開放値。同じ時代のボディとしてはP型や7型だがコンパクトなので少し前のII型やIV型に合わせると良い。非常にシャープで、味わい深い描写や個性を見せるレンズとは対照的に、物を冷徹に写し撮ることに専念する印象がある。では面白くないのかと言いえば、そのようなことはなく、スナップはもちろん、奥行きのない平面的な構図や色面を見せたい時や、対象物の材質感を強調したいときなどに向いていると思う。

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CANON LENS 28mm f:2.8 L


CANON IVsb + CANON LENS 28mm f:2.8 / ILFORD DELTA 100

CANON LENS 28mm f:2.8 L

 

 戦前、CANONとNIKON(当時は精機光学工業と日本光学工業)はお互いにカメラ・レンズの製造において協力関係にあった。それが戦後ある時を境に袂を分かつこととなる。この年代のニッコールの広角レンズは成長著しいが、キヤノンも負けてはいない。両社が競い合ったからこその性能の発展の側面もあったのだろう。現代の中古市場ではレンズが曇ってしまっているものが散見されるので要注意。

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