Nikon F-801 (2)


Nikon F801 + Micro-NIKKOR 55mm 1:3.5 / FUJICHROME Velvia 100

Nikon F801+Micro-NIKKOR 55mm F3.5

 流行の疫病によりあまり外出できなくなってしまうのだろうか。不安になってしまいがちですが、こうした時こそ家でじっくりと物を撮り、世の中のことを深く考える良い機会なのかもしれません。

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Nikon F801


Nikon F801

 1988年発売なので四半世紀遅れのレビューとなってしまうがご了承願いたい。このニコンF801は私が自分の意志で初めて購入したカメラである。当時美大生であった私は大学での課題のために一眼レフカメラが必要となった。新宿のヨドバシカメラで、周りから勧められていたNikon NewFM2にするか、1/8000秒シャッター搭載の新しいF801にするか半日くらい店頭で悩みまくった末、結局口のうまい店員に勧められるままF801を購入したのだった。AF35-70mmズームレンズ付きでおよそ12万円ぐらいしただろうか、当時の世の中はバブル真っ盛りで浮かれた時代であったが、広島から出てきた貧乏美大生には全く無縁の話で、購入後数ヶ月ほど生活が苦しかったことを記憶している。約30年経った現在NewFM2は中古にもかかわらずあまり価格が下がっていないが、F801はあるカメラ店で1000円ちょっとで売られているのを見たときに私は涙が出てきそうになった。しかし金融資産の価値として見ればこの選択は間違っていたが、実用の資産として見れば決して間違っていなかったと、30年の付き合いになるこのカメラを眺めつつ断言する(強がり含む)のである。

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レタッチ

特集「レタッチしすぎの罠」

 アサヒカメラ2019年9月号の特集記事「レタッチしすぎの罠」を遅ればせながら大変興味深く読ませてもらった。アサヒカメラ誌は言うまでもなくカメラ・写真系の出版物の中でも最も有名な雑誌で、そこはプロ・アマ問わず大変ハイレベルな写真作品でなければ掲載されないだろう。そんな権威ある雑誌が個人が自由に参加できるインスタグラム、俗に「インスタ映え」と言われる特に派手な色彩の写真に対して批判的な記事を書いている。

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