駅前の蕎麦屋さん
Leica I(A) + Old Elmar 1:3.5 F=50mm / KODAK ProfotoXL 100
駅前の蕎麦屋さん
疫病は人々の行動を制限すると同時に街の風景をも変えてしまう。普段何気なく通り過ぎていたお店がいつの間にか無くなっていると、物凄く寂しく感じる。この駅前の蕎麦屋さんを撮ったときも「こんなありふれた光景を撮っても…」と思っていたのだが、いざその光景を失うと、写真に残しておいて良かったと思うのである。
Leica A(I型)
Leica I(A) +Leitz Elmar 1:3.5 F=50mm / KODAK ProImage 100
旧エルマー
以前エルマー50mmF3.5を撮り比べてみようと意気込んだのは良いが、個体差が余りにも多く、比較するのが嫌になって止めてしまった。エルマーも生み出されてからあと数年で100年を迎えようとしており、この長い年月の中、多くの人の手に渡るうちに様々な修理が行われていたわけで、旧エルマーの描写はこうだ!と自信を持ってウェブサイトで提示したところで、他の旧エルマーが同様な写りをする確証はない。根気よくいくつかの玉を当たって、ある程度の傾向は掴めるかもしれないが、沼にはまるどころか、そこには広大な湖が眼前に広がっており、溺れ落ちる前に早々に撤収した次第である。