Leica M6


Leica M6 + SUMMILUX-M 1:1.4/50 ASPH. / FUJICHROME Velvia 50

Leica M6

 富士フイルムのベルビア50は深い色彩のコントラストの高い絵柄になる。ただ低感度の為、できるだけ明るいレンズ、しかも開放で解像感のある描写をするレンズが必要で、現行のレンズだがSUMMILUX-M 50mmF1.4 ASPH.は非常に良い結果をもたらしてくれる。リバーサルフィルムは露出がシビアなので露出計付きのMマウントボディとなるとM5以降となるが、購入価格や実用面から見てM6が一番ベストな選択であろう。ライカに拘らなければ、かつてコシナから出ていたフォクトレンダーBESSA系や、Zeiss Ikon ZMで本家以上の仕事をこなしてくれるが、高価なレンズはやはりライカのボディで合わせたいところだ。

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minolta HI-MATIC E


minolta HI-MATIC E

 minolta HI-MATIC Eはフィルムの感度を設定するだけで絞りやシャッタースピードはカメラ任せである。シャッターを押す感触の手応えが無いのが少し残念なのだが、そのおかげか手振れせず、結果的に失敗の少ない写真が残るように思う。作例は、5年前に友人に連れられて行った東京モーターショーでの写真。さすがにフィルムカメラを持ち歩いているのは私しかおらず、会場は薄暗く、しかもフラッシュも無し、リバーサルフィルムでまともに写るのかと思ったが、暗部は潰れているもののリバーサルらしいシャープな写真が撮れていた。

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NIKKOR 50mm F1.8S


ニッコールの芸術性

 少し絞ると素直な描写で、開放では多少ざわつくことも多いが、光の加減によるものなのか、はたして距離にもよるのか、時折、はっとするような芸術性の高い描写をすることがある。このあたりをうまく使いこなすことがニッコールの醍醐味なのだろう。

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作例 ,