W-NIKKOR.C 1:2.5 f=3.5cm


Nikon S + W-NIKKOR.C 1:2.5 f=3.5cm / AGFAPHOTO 200 VISTA plus

W-NIKKOR.C 1:2.5 f=3.5cm

 戦後日本のカメラ産業の発展の要因の一つとして、海外メーカーより早期に明るい広角レンズを生み出したことにあるだろう。1952年発売のW-ニッコール3.5cm F2.5は当時から人気があったと言われ、その後いくつかの古カメラブームでも必ず取り上げられている。ニコンSマウント、ライカスクリューマウントの2種類あり、後者の方がより小型でいかにもオールドレンズという外観から人気がある。自分が試した範囲ではマウントによる描画の違いは感じられなかった。色のり、解像感とさすが銘玉と言われる写り。

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ROKKOR-TD 1:2.8 f=45mm


Minolta XD + ROKKOR-TD 1:2.8 f=45mm / AGFAPHOTO 200 VISTA plus

ROKKOR-TD 1:2.8 f=45mm

 ROKKORパンケーキレンズ。Minolta XDと合わせるとM型ライカよりもコンパクトかもしれない。他社の45mmパンケーキと同様寄れない(約90cm)等あるものの、ロッコールの色味は彩度高め。スナップに良い。また、XDとの佇まいも格好良い。

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W-ROKKOR-QH-21mmF4(2)


Minolta SRT101 + W.ROKKOR-QH 1:4 f=21mm / ILFORD DELTA100

W-ROKKOR-QH-21mmF4

 ニコンとヤシカにも同様にミラーを上げて使う21mmf4があるが、ミノルタのこのレンズは比較的入手しやすく、かつ写りも他のレンズと遜色のないもの。シャッター幕ギリギリまで接近するガラス玉から描かれる描写はフィルムならではの迫力がある。

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