ニコンDX機で使うニッコール(4)


NIKON D40 + NIKKOR-S·C Auto 1:1.2 f=55mm

NIKKOR-S·C Auto 1:1.2 f=55mm

 横から見るとまるで水を蓄えた壺のようなインパクトのある外観をしているが、見た目とは裏腹に少し絞ると繊細な写りをする。開放のにじみのある描写は個人的には好みである。かつてのノクトニッコールとなるとプレミアム価格となり手を出しづらいが、Auto時代のものと、より洗練された描写のAi Nikkor 50mmf/1.2Sは、比較的購入しやすく、手軽に大口径レンズを楽しむことができると思う。

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D40 + NIKKOR-O Auto 35mm F2


Nikon D40 + NIKKOR-O Auto 1:2 f=35mm

寄れる50mmレンズとして使う

 ニッコールレンズは中古でも少し値段が高めだが、昔のAuto時代の非Aiレンズは概ね価格が優しい。1965年に生まれたNIKKOR-O Auto 1:2 f=35mmはオークションでも実店舗でもおよそ1万円以内で手に入るし、思い切ってグイッと寄って撮ればボケも綺麗だ。ニッコールはあまりボケに関しては言われないが、うまく撮れば、玉ボケから出る彗星の尾のような光は、綺麗なグラデーションを描く。ボディは非Aiレンズも装着可能な鉄板のD40だ。50ミリレンズは意外と寄れない(50センチ前後だろうか)が、APS-Cサイズの換算約50mmで30センチまで寄ることができるこのNIKKOR-O Auto 35mmF2を強くおすすめしたい。もちろん、ふところに余裕ができて非Aiレンズ装着可能なフルサイズボディを手に入れたならば、35ミリレンズの定番として使うのも良いだろう。一粒で二度美味しい、ニコンの銘玉だ。

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