minolta HI-MATIC E


minolta HI-MATIC E

 minolta HI-MATIC Eはフィルムの感度を設定するだけで絞りやシャッタースピードはカメラ任せである。シャッターを押す感触の手応えが無いのが少し残念なのだが、そのおかげか手振れせず、結果的に失敗の少ない写真が残るように思う。作例は、5年前に友人に連れられて行った東京モーターショーでの写真。さすがにフィルムカメラを持ち歩いているのは私しかおらず、会場は薄暗く、しかもフラッシュも無し、リバーサルフィルムでまともに写るのかと思ったが、暗部は潰れているもののリバーサルらしいシャープな写真が撮れていた。

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作例

NIKKOR 50mm F1.8S


ニッコールの芸術性

 少し絞ると素直な描写で、開放では多少ざわつくことも多いが、光の加減によるものなのか、はたして距離にもよるのか、時折、はっとするような芸術性の高い描写をすることがある。このあたりをうまく使いこなすことがニッコールの醍醐味なのだろう。

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作例 ,

Mamiya 6


Mamiya 6P + SEKOR S. 1:3.5 F=7.5cm / KODAK Ektar 100

Mamiya 6 P型

 古いカメラについてくる昔の皮ケースには、しばしば所有者であった方の名前が書かれている場合がある。中にはしっかりと詳しい住所もあったりする。私は特に気にしないが、嫌う人は、それが遺品であるかもしれないと想像してしまうらしい。私が以前購入した蛇腹のMamiya 6にも「○○五郎」と丁寧に書かれている。はたして五郎さんは今でもご健在なのだろうか。

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作例