岸田劉生展


Nikon Z 7 / NIKKOR-S.C 1:1.5 f=8.5cm

岸田劉生展

 東京ステーションギャラリーで開催されている「没後90年記念 岸田劉生展」に行った。当展は劉生初期の作品から年代順に沿って展示されているのが特徴で、彼の作風の変遷がよくわかる非常に興味深い展覧会であった。

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LEONON 1:2 f=5cm


よりフイルムらしく撮る

 1950年代のライカコピーのスクリューマウントレンズの中でニッコールやトプコール等の名門ブランド以外で最も面白いと感じたレンズがこのLEONONだ。もともとレオタックスカメラは戦前から写真機を生産していた名門だが、レンズは主にトプコールが付けられて販売されていた。1950年代末期カメラ業界の競争激化で各社コストダウンを余儀なくされる中、自社製ブランドとして世に出たレンズのため、言葉が悪いが安物のイメージが付きまとってしまう。しかし実際に撮ってみると決して安い写りではなく、より渋く、より粒状感たっぷりに仕上げると力強い絵になる。意外と都内の中古カメラ店でちらほら見かけるレンズ。よりフイルムらしいものに仕上げたい方におすすめだ。

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