Zeiss Ikon ZM + TANAR H.C. f:1.5 5cm / FUJI 100
TANAR H.C. f:1.5 5cm
タナーと共に向ヶ丘遊園駅〜生田緑地〜登戸を歩いた。主にTANACK SDとKodak Ektarで、リバーサルフィルムでは正確な露出が欲しいのでZeiss Ikon ZMを使用した。途中NICCA TYPE 33とNICCA50mmF2.8でも数枚撮っている。
向ヶ丘遊園駅から生田緑地へ向かう。生田緑地には岡本太郎がいる。
TANACK SD + TANAR H.C. f:1.5 5cm / KODAK Ektar 100
TANACK SD + TANAR H.C. f:1.5 5cm / KODAK Ektar 100
美術館までの緑地で草花を撮る。
TANACK SD + TANAR H.C. f:1.5 5cm / KODAK Ektar 100
TANACK SD + TANAR H.C. f:1.5 5cm / KODAK Ektar 100
NICCA TYPE33 + NICCA 1:2.8 50mm / KODAK ProImage 100
TANACK SD + TANAR H.C. f:1.5 5cm / KODAK Ektar 100
TANACK SD + TANAR H.C. f:1.5 5cm / KODAK Ektar 100
TANACK SD + TANAR H.C. f:1.5 5cm / KODAK Ektar 100
TANACK SD + TANAR H.C. f:1.5 5cm / KODAK Ektar 100
岡本太郎美術館入り口までたどり着いた。
TANACK SD + TANAR H.C. f:1.5 5cm / KODAK Ektar 100
多くの人にとって岡本太郎という人物はどのようなイメージを持たれているだろうか。かつてのテレビCM等による、いわゆる「芸術家」としての奇抜なイメージが定着しているかもしれないが、彼の残した文章や言動を振り返ってみるとまた違った印象を受けるだろう。川崎市の岡本太郎美術館では常設展の場所から企画展へ向かう通路に彼が愛用していたカメラOLYMPUS-PEN Fと共にいくつかのベタ焼きがディスプレイされており、一コマずつ見入ってしまった。この岡本太郎の視点の全てがWEBで見ることができるようになれば素晴らしいのだが。
TANACK SD + TANAR H.C. f:1.5 5cm / KODAK Ektar 100
ここで持参レンズTANAR H.C. f:1.5 5cmの絞りの描写の違いを見てみよう。このレンズはしっかりとメンテナンスと微調整をしてもらったものなので、ある程度本来の描写をしているのではないかと思う。それぞれ最初が開放で、2枚目が絞りF4の作例。開放の描写は実に麗しい。距離にもよるが背景ボケも形が崩れるのではなく、整った形のボケなので上品である。焦点部分も描写が暴れることなくしっかりとしたもの。
Zeiss Ikon ZM + TANAR H.C. f:1.5 5cm / FUJICHROME VELVIA100
Zeiss Ikon ZM + TANAR H.C. f:1.5 5cm / FUJICHROME VELVIA100
Zeiss Ikon ZM + TANAR H.C. f:1.5 5cm / FUJICHROME VELVIA100
Zeiss Ikon ZM + TANAR H.C. f:1.5 5cm / FUJICHROME VELVIA100
生田緑地を離れて登戸方面へ向かう。途中、国民的アニメキャラクターの像に出会う。これは近くに藤子不二雄ミュージアムがあり、そのためこの周辺では休日は家族連れが大変多い。以下のキャラクターの3枚はすべて開放。
Zeiss Ikon ZM + TANAR H.C. f:1.5 5cm / FUJICHROME VELVIA100
Zeiss Ikon ZM + TANAR H.C. f:1.5 5cm / FUJICHROME VELVIA100
タナー5cmF1.5は近接およそ1mで距離計連動から外れる(60cmほどまで繰り出し可能)。下の作例はピントが合っていると思って撮ったが前ピンになってしまった。しかしタナーのピンぼけによって撮られたドラえもんは優しく笑う。
Zeiss Ikon ZM + TANAR H.C. f:1.5 5cm / FUJI 100
登戸の渡し跡。
Zeiss Ikon ZM + TANAR H.C. f:1.5 5cm / FUJI 100
登戸駅から少し歩いた所に登戸稲荷社がある。社(やしろ)を見張る稲荷神はいたるところが欠損しているが、かえってそれが鳥居を通る者に畏怖の念を与える。
NICCA TYPE33 + NICCA 1:2.8 50mm / KODAK GOLD 200
Zeiss Ikon ZM + TANAR H.C. f:1.5 5cm / FUJICHROME PROVIA100F
Zeiss Ikon ZM + TANAR H.C. f:1.5 5cm / FUJICHROME PROVIA100F
お稲荷様を撮っていたら少年たちがお参りにやってきた。
Zeiss Ikon ZM + TANAR H.C. f:1.5 5cm / FUJICHROME PROVIA100F
私も参拝した。賽銭箱の造りに繊細さを感じる。
Zeiss Ikon ZM + TANAR H.C. f:1.5 5cm / FUJICHROME PROVIA100F
社殿の各所を見ると見事な手仕事の数々で、とくに後方にある白い壁に施された漆喰のこて絵の素晴らしさに見とれてしまった。かつて登戸では農家の副業として左官職人となり、技術の腕を振るっていたという。
Zeiss Ikon ZM + TANAR H.C. f:1.5 5cm / FUJICHROME PROVIA100F
Zeiss Ikon ZM + TANAR H.C. f:1.5 5cm / FUJICHROME PROVIA100F
Zeiss Ikon ZM + TANAR H.C. f:1.5 5cm / FUJICHROME PROVIA100F
Zeiss Ikon ZM + TANAR H.C. f:1.5 5cm / FUJICHROME PROVIA100F
今回歩いた向ヶ丘遊園駅から登戸周辺は休日を1日過ごすのに絶好の場所である。特に小さなご家族がいる方にとって充実した時間を得ることができるだろう。
Zeiss Ikon ZM + TANAR H.C. f:1.5 5cm / FUJI 100