Nikon Z 7 / Nikkor-N 1.1 f=5cm (SS1/100 , F1.1 , ISO400)
NIKKOR-N 1:1.1 f=5cmで柘榴を撮る
柘榴(ザクロ)はその生々しい赤い色彩が人間の血液を連想させることから、キリストの受難や復活、鬼子母神の伝説など洋の東西を問わず物語の暗示として描かれてきた。人物であれ静物であれザクロと共に画中に取り入れると、その作品は宗教上の意味を帯びることになる。
絞って撮ると少々グロテスクだが、
Nikon Z 7 / Nikkor-N 1.1 f=5cm (SS1.3 , F16 , ISO450)
開放付近だと少しマイルドに。
Nikon Z 7 / Nikkor-N 1.1 f=5cm (SS1/100 , F1.4 , ISO500)
一段絞ってF1.4だと開放での特徴的なボケを維持しつつ、ピント面にでていた霞みがかった光の滲みが消えてシャープに浮き上がってくる。やはり同時代の50mmF1.4レンズとは違う。うねるような背景のボケは昔の油彩画のようだ。
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