シグマ

シグマの内田亮氏

季刊カメラレビューNo.2より。貫井提吉氏の姿も。

 ImpressのデジカメWatchにシグマの内田亮氏が紹介されていた。

 写真業界 温故知新 第2回:内田亮さん(元シグマ常務取締役)(Impress Watch)

 インプレスの記事の中の内田氏は温和な表情で若き日のにこやかな写真も紹介されている。しかし約40年前のカメラレビュー誌での内田氏の姿は非常に尖った印象だ。この記事を読んで以降、私はシグマのレンズに対してこの座談会の内田氏の写真同様に尖ったイメージを抱いている。

 座談会の中でカメラの電気化は進むだろうかという問いに、カメラ研究家の藤田直道氏は電気でいかにカメラの機械を動かすかがカギになると答えたのに対し、内田氏は

 「いや、ぼくは全部電気になると考えている。例えば、シャッターも、電気的に動かすようになるんじゃないか。電気的に、要するに液晶を変えるような格好で、メカ的には全く動かさない。電気でやってしまう。」(P.61)

 と述べている。



Nikomat FTN / SIGMA ZOOM-θ 1:3.5-4.5 f=28-80mm Kodak 400TMAX



Nikomat FTN / SIGMA ZOOM-θ 1:3.5-4.5 f=28-80mm Kodak 400TMAX

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