RICHO XR500 + RIKENON-P-ZOOM 1:4 28-100mm MACRO / KODAK GOLD200
RICHO XR500 + RIKENON
時代も環境も異なるので単純な比較はできないが、機能を絞った庶民向けカメラが39800円と言われると、現在の感覚ではちょっと躊躇する価格と感じてしまう。安価で高機能なものに満たされ、なおかつすっかりデフレ環境に慣れてしまったからだろうか。昨今ではフィルムや現像代の値上がりが止まらないし、世界情勢の影響もありインフレの声も聞こえてきたが、はたしてこのRICHO XR500の中古価格が元の発売価格を超えてくることは・・・まぁ、まず無いだろう。
しかしオーソドックスな一眼レフスタイルの格好良さ、機械式シャッター、手頃な中古価格、レンズの写りの良さで、壊れないように大切に使えば非常に満足できるカメラと言える。作例のレンズはRIKENON-P-ZOOM 1:4 28-100mm MACROとXR RIKENON 1:1.7 50mm。絞ると切れ味鋭く、開けるとなだらかなグラデーションを描く。どちらも元ズノー光学の藤陵厳達氏の設計。さすがである。
RICHO XR500 + RIKENON-P-ZOOM 1:4 28-100mm MACRO / KODAK GOLD200
RICHO XR500 + XR RIKENON 1:1.7 50mm / KODAK GOLD200
RICHO XR500 + XR RIKENON 1:1.7 50mm / KODAK GOLD200
出典・参考文献